2008/11/09
第一回ジオメディアサミット関西、大成功です(感謝!)
第一回ジオメディアサミット関西
※11/14追記 写真の講演資料URLを追加しました
※11/14追記 写真の講演資料URLを追加しました
ジオメディアサミット関西の写真
ジオメディアサミット関西の講演資料はこちら

11/8についにジオメディアサミットが関西に上陸しました!
東京でのあの盛り上がりをぜひ関西に、ということで、奈良在住の私が言いだしっぺで、多くの皆さんの力をお借りして実現することが出来ました。
会場はKOF(関西オープンソース2008)内のFOSS4G OSAKAのセミナー会場。

FOSS4GとはオープンソースのGISを推進している団体OSGeo財団によるイベントで、ソースコード系の人達が多い。
どちらかというとポータルやコンテンツ、マッシュアップといったジオメディアの人達とは、少し違うので、その交流も楽しみにしていました。
FOSS4Gは7日(金)、8日(土)の二日あり、昨日の7日にはKOF全体の懇親会がありました。
さて、今回のジオメディアサミット会場は定員60名。7日にはFOSS4Gの人だけでほぼ満席だったので、今日ジオメディアサミットの人が来て大丈夫かな?と思っていたですが、、、、
今日朝来て見ると、スタート10分前なのに会場はガラガラ。10名くらい。
寒い・・・・

昨日の人たちは・・・・?
考えられるのは
1.昨晩の懇親会の後さらに飲みに行ってたので、朝は来ていない
2.GIS業界の超有名人ハッカーによるハンズオンセッションがあるので、みなそれに出ている
昨日は外国の方(↑の超有名人ハッカー)も来ていたので、プレゼン資料を急きょバイリンガル仕様にしてきたのに、外国人は誰もおらず。うーん・・・・・。
どっちにしてもこの人数では来て頂いてるお客様にも申し訳ないし、講演やライトニングトークをしにわざわざ東京から来て頂いた方も多いので、申し訳ないなあ。
と思っていたら定時の5分過ぎまで待つと8割くらい席が埋まってきました。めちゃめちゃホっとしました。心臓に悪いです。。。

さて、私が司会をさせて頂いて、

怒涛のように講演+ライトニングトークがスタートしました。講演といっても10分でお願いしていたので、長めのライトニングトークという感じで、
ジオメディアサミットの醍醐味である、「飲みながら多数のライトニングトーク」の一部は再現できるかなとちょっと期待。
直前で話題の「セカイカメラ(頓知・さん)」がご都合でキャンセルされて残念だったのですが、それでもとても充実したプログラムとなりました。
まだ写真がないのであとからアップするとして、簡単に今日の流れをおさらい。
まず、開会の挨拶はジオメディアとGISの両方にどっぷり浸かっている、もっとも「クロスジオ」なオークニーの森さんによる開会の挨拶。

さて、いよいよ講演のトップバッターは
サイバーエリアリサーチ株式会社中西様による「IP Geolocationとその活用事例」

IPアドレスから位置を割り出すサービスなのですが、広告の配信制御などのマーケティング用とから、スポーツイベントなどを特定の国にしか配信させないようにするコンプライアンス、クレジットカードのアクセス元IPから不正利用を検出するセキュリティへと用途が広がっているそうです。
結構、新鮮なネタで、会場の人はみな熱心に聴き入っていました
次は沖電気工業株式会社 福居様による「LocoSticker」

マッシュアップ・アワードではおなじみのAPIで、自然言語からの地名の抽出や、場所からそこに関連するサイトやブログの抽出など。
いつもは5分のライトニングトークで聞いていたのですが、今回は10分でかなり細かく聞けました。沖電気さんは福居さんと同じチームn奥村さんという方もFOSS4Gで発表されていて、非常に精力的に活動されているなあ、という印象。
次はヤフー株式会社岩澤様による「Yahoo! JAPAN の新サービス LatLongLab (ラットロングラボ)」の新サービス2本
「猛レース」、「4x3印刷」の紹介。

岩澤さんのプレゼンはいつも独特で楽しい。というか、岩澤さんの居てるLatLongLabやアルプスラボから出てくるサービスって、本当は実用性がめちゃめちゃ高いのに、プレゼンテーションというかサービスの見せ方が「あそびのノリ」のものが多いなあ。単純に楽しそう。
次はマピオンの株式会社サイバーマップ・ジャパン大塚様による「ケータイ国盗り合戦」

言わずと知れたケータイ国盗りですが、ものすごい数のユーザーがいること、いわゆるケータイ層の若者ではなくPC層の35歳前後が多いこと、などマーケティング上の話が面白かった。
どうしても技術に偏りがちなジオメディアサミットですが、実際に技術をビジネスに結びつけるには、こういう視点は欠かせない。
ケータイ国盗り合戦のQRはこちら
ここから、5分のライトニングトークのスピード感を再現したいのと、なるべく沢山のトークを入れたいとの理由で、5分間のライトニングトークを4本挟んで、10分のトークに戻るという変則プログラムに。
講演が終わった後ライトニングトークをやると、飛び込み有の場合など、どうしても「おまけ」感があって、何時まで続くのか、何本あるのかわからず、よほど目を引くプレゼンでないとお客さんの注意がそれてしまう場合が多いですよね。
今回は飲み会でのLTが出来ない分、スピード感を持続させたかったので、間に挟んでみました。結果的に良かったと思います。
さてライトニングトーク一発目は私、有限会社ロケージング(位置情報ロカポ)上田による「位置情報ロカポのご紹介」
なるべく「ジオメディアサミットのLTの楽しさ感」を再現したかったので、笑いを取れれば、とネタの比重を大きくしてみました。うまくいったかな・・・・?

次は有限会社NCプロジェクト西岡様による「汎用性の高い位置情報Nコード」

実はNコードは「位置情報コード」というジャンルでロカポの競合製品でもあるのですが、西岡様はロカポの10年以上前から位置情報の研究をされている、いわば大先輩。特許のデータベースではいつも名前を拝見していたんです。
堺市の方というのは知っていたので、今回関西でジオメディアサミットをやるということで、私からお願いして出ていただきました。競合なのに快く訪問させていただいて、サミットにも出て頂いて大変嬉しかったです。
このあと10分休憩。この時点で5分くらい押しているので、ほぼスケジュールどうりでいい感じ。
セカイカメラ(頓知・)の講演キャンセルは残念だったのですが、時間的にちょうどになりそう。
休憩の後は引き続きLTで。
株式会社shiganet 志賀様による「Navitte!」

グーグルのストリートビューをマッシュアップしたサービスで、実際の道路画像でナビをしながら、そこに書き込み(落書きも!)できる。
これなら地図を読めない人にも簡単にナビができそう。
次は株式会社シリウステクノロジーズ関様(ジオメディアの発起人!)による「AdLocal」

FOSS4Gのコピーに「敵にジオを送る:儲からない位置情報サイトを運営して、他業種を儲けさせるさま」という思わず笑ってしまう標語があったのですが(この標語を考えたのは位置情報系の某有名人)、
アドローカルは儲からない位置情報サイトで広告収入を得る貴重な手段。
さて、ここからまた10分枠に戻って講演再開。
マルティスープ株式会社那須様による「アナタノ地図脳ST@MP(スタンプ)」

場所に関連していろいろな事柄をスタンプしておくアプリ。代わりに覚えておいてくれるというのは、私みたいに記憶力が超乏しい人間には非常に使えそう。補助脳という表現、とてもナイスです。
次は富士通テン株式会社沢田様による「カーナビと携帯電話の連携」

カーナビとケータイの赤外線通信を利用して、いろいろな連携とさせる「ケータイリンク」や「モクテキチネット」のなど話。Yahooのアプリとも連携しているほか、APIも使えるそうで、携帯アプリを作っているなら、そのまま「ECLIPSE」カーナビに目的地設定ができる、というのはなかなかおもしろい。後でいろいろ話を聞いているとマッシュアップ魂を刺激された人が結構多かったようです。
さて、トリはまたまたマピオン(株式会社サイバーマップ・ジャパン )笹田様による「DGRadar:iPhone対応 未来型空間レーダーアプリ」

「ジオメディアサミットのトリ」にふさわしく、エンターテイメント性とか、作った人のこだわりとかが前面に出ているアプリ。この発表をみて、「今日の帰りにiPhoneを買う」と言っていたのは、今日のカメラマンをしてもらってた美方システムデザインの濱野さん。
プレゼンも「笑い」あり「おぉぉぉー」ありで、イベントの最後が締まりました。ありがとうございました!
前回までのジオメディアサミットでは、企画メンバーではなく、講演者集めなどをお手伝いしただけだったのですが、今回企画してみて前回までのメンバーの皆さんの苦労が良くわかりました。。。。
司会も難しいですね。。。シリウスラボの関さん、いつもご苦労様です。
なにはともあれ、なんとか無事に終わってほっとしています。
ジオメディアサミット関西の講演資料はこちら

11/8についにジオメディアサミットが関西に上陸しました!
東京でのあの盛り上がりをぜひ関西に、ということで、奈良在住の私が言いだしっぺで、多くの皆さんの力をお借りして実現することが出来ました。
会場はKOF(関西オープンソース2008)内のFOSS4G OSAKAのセミナー会場。

FOSS4GとはオープンソースのGISを推進している団体OSGeo財団によるイベントで、ソースコード系の人達が多い。
どちらかというとポータルやコンテンツ、マッシュアップといったジオメディアの人達とは、少し違うので、その交流も楽しみにしていました。
FOSS4Gは7日(金)、8日(土)の二日あり、昨日の7日にはKOF全体の懇親会がありました。
さて、今回のジオメディアサミット会場は定員60名。7日にはFOSS4Gの人だけでほぼ満席だったので、今日ジオメディアサミットの人が来て大丈夫かな?と思っていたですが、、、、
今日朝来て見ると、スタート10分前なのに会場はガラガラ。10名くらい。
寒い・・・・
昨日の人たちは・・・・?
考えられるのは
1.昨晩の懇親会の後さらに飲みに行ってたので、朝は来ていない
2.GIS業界の超有名人ハッカーによるハンズオンセッションがあるので、みなそれに出ている
昨日は外国の方(↑の超有名人ハッカー)も来ていたので、プレゼン資料を急きょバイリンガル仕様にしてきたのに、外国人は誰もおらず。うーん・・・・・。
どっちにしてもこの人数では来て頂いてるお客様にも申し訳ないし、講演やライトニングトークをしにわざわざ東京から来て頂いた方も多いので、申し訳ないなあ。
と思っていたら定時の5分過ぎまで待つと8割くらい席が埋まってきました。めちゃめちゃホっとしました。心臓に悪いです。。。
さて、私が司会をさせて頂いて、
怒涛のように講演+ライトニングトークがスタートしました。講演といっても10分でお願いしていたので、長めのライトニングトークという感じで、
ジオメディアサミットの醍醐味である、「飲みながら多数のライトニングトーク」の一部は再現できるかなとちょっと期待。
直前で話題の「セカイカメラ(頓知・さん)」がご都合でキャンセルされて残念だったのですが、それでもとても充実したプログラムとなりました。
まず、開会の挨拶はジオメディアとGISの両方にどっぷり浸かっている、もっとも「クロスジオ」なオークニーの森さんによる開会の挨拶。
さて、いよいよ講演のトップバッターは
サイバーエリアリサーチ株式会社中西様による「IP Geolocationとその活用事例」
IPアドレスから位置を割り出すサービスなのですが、広告の配信制御などのマーケティング用とから、スポーツイベントなどを特定の国にしか配信させないようにするコンプライアンス、クレジットカードのアクセス元IPから不正利用を検出するセキュリティへと用途が広がっているそうです。
結構、新鮮なネタで、会場の人はみな熱心に聴き入っていました
次は沖電気工業株式会社 福居様による「LocoSticker」
マッシュアップ・アワードではおなじみのAPIで、自然言語からの地名の抽出や、場所からそこに関連するサイトやブログの抽出など。
いつもは5分のライトニングトークで聞いていたのですが、今回は10分でかなり細かく聞けました。沖電気さんは福居さんと同じチームn奥村さんという方もFOSS4Gで発表されていて、非常に精力的に活動されているなあ、という印象。
次はヤフー株式会社岩澤様による「Yahoo! JAPAN の新サービス LatLongLab (ラットロングラボ)」の新サービス2本
「猛レース」、「4x3印刷」の紹介。
岩澤さんのプレゼンはいつも独特で楽しい。というか、岩澤さんの居てるLatLongLabやアルプスラボから出てくるサービスって、本当は実用性がめちゃめちゃ高いのに、プレゼンテーションというかサービスの見せ方が「あそびのノリ」のものが多いなあ。単純に楽しそう。
次はマピオンの株式会社サイバーマップ・ジャパン大塚様による「ケータイ国盗り合戦」
言わずと知れたケータイ国盗りですが、ものすごい数のユーザーがいること、いわゆるケータイ層の若者ではなくPC層の35歳前後が多いこと、などマーケティング上の話が面白かった。
どうしても技術に偏りがちなジオメディアサミットですが、実際に技術をビジネスに結びつけるには、こういう視点は欠かせない。
ケータイ国盗り合戦のQRはこちら

ここから、5分のライトニングトークのスピード感を再現したいのと、なるべく沢山のトークを入れたいとの理由で、5分間のライトニングトークを4本挟んで、10分のトークに戻るという変則プログラムに。
講演が終わった後ライトニングトークをやると、飛び込み有の場合など、どうしても「おまけ」感があって、何時まで続くのか、何本あるのかわからず、よほど目を引くプレゼンでないとお客さんの注意がそれてしまう場合が多いですよね。
今回は飲み会でのLTが出来ない分、スピード感を持続させたかったので、間に挟んでみました。結果的に良かったと思います。
さてライトニングトーク一発目は私、有限会社ロケージング(位置情報ロカポ)上田による「位置情報ロカポのご紹介」
なるべく「ジオメディアサミットのLTの楽しさ感」を再現したかったので、笑いを取れれば、とネタの比重を大きくしてみました。うまくいったかな・・・・?
次は有限会社NCプロジェクト西岡様による「汎用性の高い位置情報Nコード」
実はNコードは「位置情報コード」というジャンルでロカポの競合製品でもあるのですが、西岡様はロカポの10年以上前から位置情報の研究をされている、いわば大先輩。特許のデータベースではいつも名前を拝見していたんです。
堺市の方というのは知っていたので、今回関西でジオメディアサミットをやるということで、私からお願いして出ていただきました。競合なのに快く訪問させていただいて、サミットにも出て頂いて大変嬉しかったです。
このあと10分休憩。この時点で5分くらい押しているので、ほぼスケジュールどうりでいい感じ。
セカイカメラ(頓知・)の講演キャンセルは残念だったのですが、時間的にちょうどになりそう。
休憩の後は引き続きLTで。
株式会社shiganet 志賀様による「Navitte!」
グーグルのストリートビューをマッシュアップしたサービスで、実際の道路画像でナビをしながら、そこに書き込み(落書きも!)できる。
これなら地図を読めない人にも簡単にナビができそう。
次は株式会社シリウステクノロジーズ関様(ジオメディアの発起人!)による「AdLocal」
FOSS4Gのコピーに「敵にジオを送る:儲からない位置情報サイトを運営して、他業種を儲けさせるさま」という思わず笑ってしまう標語があったのですが(この標語を考えたのは位置情報系の某有名人)、
アドローカルは儲からない位置情報サイトで広告収入を得る貴重な手段。
さて、ここからまた10分枠に戻って講演再開。
マルティスープ株式会社那須様による「アナタノ地図脳ST@MP(スタンプ)」
場所に関連していろいろな事柄をスタンプしておくアプリ。代わりに覚えておいてくれるというのは、私みたいに記憶力が超乏しい人間には非常に使えそう。補助脳という表現、とてもナイスです。

次は富士通テン株式会社沢田様による「カーナビと携帯電話の連携」
カーナビとケータイの赤外線通信を利用して、いろいろな連携とさせる「ケータイリンク」や「モクテキチネット」のなど話。Yahooのアプリとも連携しているほか、APIも使えるそうで、携帯アプリを作っているなら、そのまま「ECLIPSE」カーナビに目的地設定ができる、というのはなかなかおもしろい。後でいろいろ話を聞いているとマッシュアップ魂を刺激された人が結構多かったようです。
さて、トリはまたまたマピオン(株式会社サイバーマップ・ジャパン )笹田様による「DGRadar:iPhone対応 未来型空間レーダーアプリ」
「ジオメディアサミットのトリ」にふさわしく、エンターテイメント性とか、作った人のこだわりとかが前面に出ているアプリ。この発表をみて、「今日の帰りにiPhoneを買う」と言っていたのは、今日のカメラマンをしてもらってた美方システムデザインの濱野さん。
プレゼンも「笑い」あり「おぉぉぉー」ありで、イベントの最後が締まりました。ありがとうございました!
前回までのジオメディアサミットでは、企画メンバーではなく、講演者集めなどをお手伝いしただけだったのですが、今回企画してみて前回までのメンバーの皆さんの苦労が良くわかりました。。。。
司会も難しいですね。。。シリウスラボの関さん、いつもご苦労様です。
なにはともあれ、なんとか無事に終わってほっとしています。
2008/09/29
マッシュアップアワード4に応募しました
二週間も経ってしまいましたが、マッシュアップアワード4に今回も応募しました。
応募後もどんどんバージョンアップを続けています!
前回のMA3では
・マップサーファー(富士ゼロックス ネットプリント賞)
・日産de旅ログ!?(日産自動車 CARWINGS賞)
・AB-ROAD Map plus (リクルート エイビーロード賞)
という「地図」に関連した3作品を作りましたが、
今回は地図や位置情報とは全く関係のないジャンル(なんと私には全く縁の無い「アート」「エンターテイメント」)での応募です!!
位置情報関連の作品も作成していたのですが、MA4には間に合いませんでした。これは今後ロカポからガジェットとして発表します。お楽しみに!
これまでMA2、MA3とチームで技術ブレインとして頼りにしていたここギコ!さんが多忙のため、今回はパスされるとのことで、同チームでデザイン担当のANNAIさんのお二人と私の3人体制に。ちょっと厳しい。。。
ひとつはもともとANNAIさんが企画されていたサービス、
「フライヤー・コレクション」
さすがデザイナーさんだけあって、非常にお洒落なサイトです。
これに、東京アートビートというアート情報のAPI等をマッシュアップして出品。後に、ニューヨーク・アートビートのAPIも取り入れで、一気にインターナショナルな雰囲気に!ほとんど99%アンナイさんの作品なので、「ANNAI with Locapo」という名前での出品となりました。ロカポとしては、
世界初!ロケーションビューとGoogleストリートビューを並べて表示!
というくらいです。本当は両方の画像をシンクロしたかったのですが、手が回らず時間切れ。
並べてみた感想としては、グーグルの方が高精度な画像という印象。でも移動が瞬間移動の繰り返しみたいな感じ。一方、ロケーションビューは画像サイズは小さいが、ドライブしているようにスムーズ。画像サイズか、画像の枚数か、トレードオフで両社がとった戦略の違いが分かって非常に面白いです。
フライヤーコレクションのサイトで(東京アートビートからデータを取っている都合で)都内のイベントの詳細画面を見れば、二大ビューの比較ができます。
もう一つは、マッシュアップ・キャラバン大阪で発表のあった富士フィルム・顔ラボの顔認識APIによるマッシュアップ。
「人面ですが、ナニか?」
当初は、顔判定機能ももAPIにあると勘違いして企画を練っていて、後でその機能は公開されていないことを知り、焦る。MA3マッシュ賞のクリエイトシステムさんと飲みに行ったとき、「富士フィルムは競争率高そうですよ。みんな使いたいですよ」というような意見を聞き、正攻法で実用性や便利性ではとても他の参加者の方にはかなわないとギブアップ。ここギコ!さんも居ないので、三流技術者の私ではあまり凝ったこともできません!
という訳で、人の顔を認識するAPIに人の顔以外を判断させる、という逆転の発想(というか単なる天の邪鬼?)で、人面魚、人面岩、人面木、などの人面の「人面度合い」を競うというサイトを思いつきました。富士フィルムさんにとっては、人でないものを人の顔と認識する訳ですから、いわゆる「誤認識」となってしまうのですが、逆に言うと限界領域でのテスト用のデータがたくさん集まるというメリットを提供できるかな、と考えました。
人の顔を入れると、当然ハイスコアになるので、それは反則としました。それでも人形とか人間に近いものは高得点が出て当然なのでおもしろくない。ANNAIさんとブレストの末、人面と判定されなければ失格だが、判定されるギリギリの最低点を競う、というコンセプトに決定。これが意外と面白く、楽しくテストできました。
企画スタート時は人面魚でも人面の判定が出ていたのが、途中から人面判定が厳しく(?)なり、全然合格しなくなりました。良く分からない画像を大量に送ってしまったので、富士フィルムさんがアルゴリズムをバージョンアップしたのか!?どうかは不明ですが、サービス開始直前なのにトップランク5までの画像がそろわないというハプニングも。
技術的には初めてPHPで本格的にプログラムしました。富士フィルムのAPIはJPEGしか受け付けないので、一般的なBMP,PNG,GIFでも投稿できるように画像変換+サムネイル作成、富士フイルムから返ってきたデータで顔と検出された部分に赤の四角をはめ込む合成など、画像を扱うのも実は初めてでした。あと、一度投稿された写真を別の人が名前を変えて投稿できないように画像の重複防止のアルゴリズム、メールをトリガにしてPGを起動し、結果をメールで返す機能など、いろいろ今後役に立ちそうな知識が増えたのは思わぬ収穫でした。
みなさん、ぜひ「人面」を投稿してあそんでください。WEBで見つけた画像URLの貼り付け、アップロード、写メールの3つの投稿方法が選べます。メールは entry@jinmen-ranking.un-nai.com 宛に、タイトルに写真タイトル、本文にはニックネームを入れて送るだけです。
とにかく、「くだらね~~」と言いながら遊んでほしいです!
個人的にはMA2の「HANAABI!!」 が大好きなので、そんなノリのサービスがいつか作れれば・・・と思っていたので、結構満足してます。
やはり作りたいものを自分で作れる、というのがマッシュアップの良いところですね。
応募後もどんどんバージョンアップを続けています!
前回のMA3では
・マップサーファー(富士ゼロックス ネットプリント賞)
・日産de旅ログ!?(日産自動車 CARWINGS賞)
・AB-ROAD Map plus (リクルート エイビーロード賞)
という「地図」に関連した3作品を作りましたが、
今回は地図や位置情報とは全く関係のないジャンル(なんと私には全く縁の無い「アート」「エンターテイメント」)での応募です!!
位置情報関連の作品も作成していたのですが、MA4には間に合いませんでした。これは今後ロカポからガジェットとして発表します。お楽しみに!
これまでMA2、MA3とチームで技術ブレインとして頼りにしていたここギコ!さんが多忙のため、今回はパスされるとのことで、同チームでデザイン担当のANNAIさんのお二人と私の3人体制に。ちょっと厳しい。。。
ひとつはもともとANNAIさんが企画されていたサービス、
「フライヤー・コレクション」
さすがデザイナーさんだけあって、非常にお洒落なサイトです。
これに、東京アートビートというアート情報のAPI等をマッシュアップして出品。後に、ニューヨーク・アートビートのAPIも取り入れで、一気にインターナショナルな雰囲気に!ほとんど99%アンナイさんの作品なので、「ANNAI with Locapo」という名前での出品となりました。ロカポとしては、
世界初!ロケーションビューとGoogleストリートビューを並べて表示!
というくらいです。本当は両方の画像をシンクロしたかったのですが、手が回らず時間切れ。
並べてみた感想としては、グーグルの方が高精度な画像という印象。でも移動が瞬間移動の繰り返しみたいな感じ。一方、ロケーションビューは画像サイズは小さいが、ドライブしているようにスムーズ。画像サイズか、画像の枚数か、トレードオフで両社がとった戦略の違いが分かって非常に面白いです。
フライヤーコレクションのサイトで(東京アートビートからデータを取っている都合で)都内のイベントの詳細画面を見れば、二大ビューの比較ができます。
もう一つは、マッシュアップ・キャラバン大阪で発表のあった富士フィルム・顔ラボの顔認識APIによるマッシュアップ。
「人面ですが、ナニか?」
当初は、顔判定機能ももAPIにあると勘違いして企画を練っていて、後でその機能は公開されていないことを知り、焦る。MA3マッシュ賞のクリエイトシステムさんと飲みに行ったとき、「富士フィルムは競争率高そうですよ。みんな使いたいですよ」というような意見を聞き、正攻法で実用性や便利性ではとても他の参加者の方にはかなわないとギブアップ。ここギコ!さんも居ないので、三流技術者の私ではあまり凝ったこともできません!
という訳で、人の顔を認識するAPIに人の顔以外を判断させる、という逆転の発想(というか単なる天の邪鬼?)で、人面魚、人面岩、人面木、などの人面の「人面度合い」を競うというサイトを思いつきました。富士フィルムさんにとっては、人でないものを人の顔と認識する訳ですから、いわゆる「誤認識」となってしまうのですが、逆に言うと限界領域でのテスト用のデータがたくさん集まるというメリットを提供できるかな、と考えました。
人の顔を入れると、当然ハイスコアになるので、それは反則としました。それでも人形とか人間に近いものは高得点が出て当然なのでおもしろくない。ANNAIさんとブレストの末、人面と判定されなければ失格だが、判定されるギリギリの最低点を競う、というコンセプトに決定。これが意外と面白く、楽しくテストできました。
企画スタート時は人面魚でも人面の判定が出ていたのが、途中から人面判定が厳しく(?)なり、全然合格しなくなりました。良く分からない画像を大量に送ってしまったので、富士フィルムさんがアルゴリズムをバージョンアップしたのか!?どうかは不明ですが、サービス開始直前なのにトップランク5までの画像がそろわないというハプニングも。
技術的には初めてPHPで本格的にプログラムしました。富士フィルムのAPIはJPEGしか受け付けないので、一般的なBMP,PNG,GIFでも投稿できるように画像変換+サムネイル作成、富士フイルムから返ってきたデータで顔と検出された部分に赤の四角をはめ込む合成など、画像を扱うのも実は初めてでした。あと、一度投稿された写真を別の人が名前を変えて投稿できないように画像の重複防止のアルゴリズム、メールをトリガにしてPGを起動し、結果をメールで返す機能など、いろいろ今後役に立ちそうな知識が増えたのは思わぬ収穫でした。
みなさん、ぜひ「人面」を投稿してあそんでください。WEBで見つけた画像URLの貼り付け、アップロード、写メールの3つの投稿方法が選べます。メールは entry@jinmen-ranking.un-nai.com 宛に、タイトルに写真タイトル、本文にはニックネームを入れて送るだけです。
とにかく、「くだらね~~」と言いながら遊んでほしいです!
個人的にはMA2の「HANAABI!!」 が大好きなので、そんなノリのサービスがいつか作れれば・・・と思っていたので、結構満足してます。
やはり作りたいものを自分で作れる、というのがマッシュアップの良いところですね。
2008/07/31
第二回ジオメディアサミットへ行ってきました
第一回に引き続いて、第二回ジオメディアサミットへ行ってきました。
地図好き、位置情報好きの会社の枠を超えた交流会、というような感じで始まった「ジオメディア新年会」に端を発する、勉強会兼交流会です。音頭を取って頂いているのがシリウスラボさんですが、商業セミナーではなくて、運営側も基本的に「地図好きの人がボランティアでやっている」手作りイベントです。
今回はYahooさんの後援でYahooのミーティングルームをお借りして、なんと100名超の規模。
○ 無線LANから位置情報を取得する「PlaceEngine」のクウジットから「ロケーションアンプ」、
○ Google、
○ 不動産オークション「マザーズオークション」の子会社で道路の360度画像配信をしている「ロケーションビュー」、
○ Yahoo、
から20分の発表、
続いて5分間一本勝負のライトニングトークが4本
○ 日産自動車モビリティ研究所からCARWINGSキャスティングについて
○ リクルートメディアテクノロジーラボからホットペッパーfor iPod Touch(iPhone)
○ KBMJから電脳メガネなど拡張現実について
○ 再びメディアテクノロジーラボからライターの火とWiiのリモコンとGoogleMapsのマッシュアップ(おもしろい!)
と非常に盛りだくさんで、最新テクノロジー満載、エンターテイメント満載で、
「たのしい~」とニヤニヤしっぱなし。地図好き、位置情報好きにはたまらないイベントとなりました。
まわりを見るとみんなニヤニヤ。
今回、少しだけ企画側お手伝いをさせて頂いたこともあり、皆さんが満足されている様子はとてもうれしかったです。
次回はまだ決まってませんが、少しでも「地図」とか「位置情報」にアンテナが反応しそうな人にはどんどん紹介したいイベントになりました。
昨年、Gungiというイベントで「チズトーク」というマピオンラボvsアルプスラボ対談みたいな企画があって、その後両ラボのコラボサービスが出ていましたが、
今回GoogleMapsの方とYahoo!地図の方が談笑しているのを拝見して「この二つがコラボしたら楽しいだろうなあ」と勝手に想像してしまいました。
両者がガチンココラボするのは現実的には難しそうですが、両方のAPIを使って勝手にコラボ作品を作るのはマッシュアッパーの自由なので、ある意味現実的かも。
すごく熱くて楽しい一日でした。
位置を切り口とするサービス、めちゃめちゃホットです。個人的な感想ですが、2007年から2008年にかけてOSGeoができてGIS関連でもオープンソースが使える/普及するようになり、
GoogleMapsAPI、Yahoo地図API、GoogleEarth、VirtualEarth、携帯電話のGPS化、IPから位置情報の逆引き、PlaceEngineなどGPS以外の手段、などインフラ面がとても充実しました。
2007~2008年は位置情報マーケットが爆発すると言われていましたが、なかなか、まだでした。
なぜか?。昨日応えが分かりました。人間がついていっていなかったのではないか、と。
ここにきて、それを作る/使う人間の側の熱がかなり上がってきたように感じます。インターネットやメールなどの「ツール」が出揃いかけたばかりの「IT業界」みたいな感覚。
位置情報関連ビジネスのマーケット、今度こそ爆発しぞうです。
楽しいなあ。
ロカポは会社としてはあまり儲かっていないですが、この時代にこの業界に居合わせていることはとても幸せだと思います。
地図好き、位置情報好きの会社の枠を超えた交流会、というような感じで始まった「ジオメディア新年会」に端を発する、勉強会兼交流会です。音頭を取って頂いているのがシリウスラボさんですが、商業セミナーではなくて、運営側も基本的に「地図好きの人がボランティアでやっている」手作りイベントです。
今回はYahooさんの後援でYahooのミーティングルームをお借りして、なんと100名超の規模。
○ 無線LANから位置情報を取得する「PlaceEngine」のクウジットから「ロケーションアンプ」、
○ Google、
○ 不動産オークション「マザーズオークション」の子会社で道路の360度画像配信をしている「ロケーションビュー」、
○ Yahoo、
から20分の発表、
続いて5分間一本勝負のライトニングトークが4本
○ 日産自動車モビリティ研究所からCARWINGSキャスティングについて
○ リクルートメディアテクノロジーラボからホットペッパーfor iPod Touch(iPhone)
○ KBMJから電脳メガネなど拡張現実について
○ 再びメディアテクノロジーラボからライターの火とWiiのリモコンとGoogleMapsのマッシュアップ(おもしろい!)
と非常に盛りだくさんで、最新テクノロジー満載、エンターテイメント満載で、
「たのしい~」とニヤニヤしっぱなし。地図好き、位置情報好きにはたまらないイベントとなりました。
まわりを見るとみんなニヤニヤ。
今回、少しだけ企画側お手伝いをさせて頂いたこともあり、皆さんが満足されている様子はとてもうれしかったです。
次回はまだ決まってませんが、少しでも「地図」とか「位置情報」にアンテナが反応しそうな人にはどんどん紹介したいイベントになりました。
昨年、Gungiというイベントで「チズトーク」というマピオンラボvsアルプスラボ対談みたいな企画があって、その後両ラボのコラボサービスが出ていましたが、
今回GoogleMapsの方とYahoo!地図の方が談笑しているのを拝見して「この二つがコラボしたら楽しいだろうなあ」と勝手に想像してしまいました。
両者がガチンココラボするのは現実的には難しそうですが、両方のAPIを使って勝手にコラボ作品を作るのはマッシュアッパーの自由なので、ある意味現実的かも。
すごく熱くて楽しい一日でした。
位置を切り口とするサービス、めちゃめちゃホットです。個人的な感想ですが、2007年から2008年にかけてOSGeoができてGIS関連でもオープンソースが使える/普及するようになり、
GoogleMapsAPI、Yahoo地図API、GoogleEarth、VirtualEarth、携帯電話のGPS化、IPから位置情報の逆引き、PlaceEngineなどGPS以外の手段、などインフラ面がとても充実しました。
2007~2008年は位置情報マーケットが爆発すると言われていましたが、なかなか、まだでした。
なぜか?。昨日応えが分かりました。人間がついていっていなかったのではないか、と。
ここにきて、それを作る/使う人間の側の熱がかなり上がってきたように感じます。インターネットやメールなどの「ツール」が出揃いかけたばかりの「IT業界」みたいな感覚。
位置情報関連ビジネスのマーケット、今度こそ爆発しぞうです。
楽しいなあ。
ロカポは会社としてはあまり儲かっていないですが、この時代にこの業界に居合わせていることはとても幸せだと思います。
2008/07/01
GIS Development 6月号 記事の日本語訳
先日お知らせした GIS Development 2008 June Issue の記事、
「GIS Data Compression and its need for LBS」
の日本語訳を用意しました。
こちらのURLからダウンロードできます。
http://www.locaport.com/docs/gisdev2008jun40Japan.pdf
注意:
(本記事はGIS Development Magazine 誌 2008 June Issueに掲載された記事「GIS Data Compression and its need for LBS」の筆者による日本語訳です。)
「GIS Data Compression and its need for LBS」
の日本語訳を用意しました。
こちらのURLからダウンロードできます。
http://www.locaport.com/docs/gisdev2008jun40Japan.pdf
注意:
(本記事はGIS Development Magazine 誌 2008 June Issueに掲載された記事「GIS Data Compression and its need for LBS」の筆者による日本語訳です。)
2008/06/26
ロカポ上田の執筆記事が海外のGIS専門誌に掲載されました
アジアからヨーロッパ、アメリカにかけて、メジャーなGIS系カンファレンスで販売されている雑誌「GIS Development 2008 June Issue」に、弊社代表の上田が執筆した記事「GIS Data Compression and its need for LBS (訳:GIS
データ圧縮とLBSにおけるそのニーズ)」が掲載されました。
英語圏の雑誌ですが、日本人の書いた文章です。とっても読みやすいのでぜひ読んでください。
位置情報圧縮・可搬化技術 LocaPorter (英語圏では LocaPort の名称)のプレスリリースの後、GIS Development編集部から記事執筆の依頼があり、書いていたものです。バックナンバーをみると4月号ではオートデスクのGeoff Zeissさん(OSGeo財団日本支部設立記念カンファレンスにきていたあのZeissさん!)など超大物の記事もあったので、採用されるかどうかドキドキだったのですが、なんとか無事採用されました。
英語圏の人に読まれるので、以前このブログでもご紹介した英語編集サービス「Edit Avenue」で技術系文章に強そうなハーバード卒のエディターを探し出して添削・編集してもらいました。記事の内容の良し悪しは変わりませんが(苦笑)、英語の文章としてはほぼ完璧になるもんですね。強い味方です。
データ圧縮とLBSにおけるそのニーズ)」が掲載されました。
英語圏の雑誌ですが、日本人の書いた文章です。とっても読みやすいのでぜひ読んでください。
位置情報圧縮・可搬化技術 LocaPorter (英語圏では LocaPort の名称)のプレスリリースの後、GIS Development編集部から記事執筆の依頼があり、書いていたものです。バックナンバーをみると4月号ではオートデスクのGeoff Zeissさん(OSGeo財団日本支部設立記念カンファレンスにきていたあのZeissさん!)など超大物の記事もあったので、採用されるかどうかドキドキだったのですが、なんとか無事採用されました。
英語圏の人に読まれるので、以前このブログでもご紹介した英語編集サービス「Edit Avenue」で技術系文章に強そうなハーバード卒のエディターを探し出して添削・編集してもらいました。記事の内容の良し悪しは変わりませんが(苦笑)、英語の文章としてはほぼ完璧になるもんですね。強い味方です。
2008/05/15
位置情報コード「ロカポ」と位置情報圧縮技術「ロカポーター」の売上の一部を災害救援基金へ寄付することにしました。
プレスリリースでも発表しましたが、「ロカポ」「ロカポーター」の売上の一部を災害の援助、特に捜索や救援などの初期活動に継続的に寄付することに決定しました。
もともとロケージング社は海や山のレジャー向けの救難信号サービスをやろうとしていました。その過程で、緯度経度を電話や無線でしか伝えられない場合、伝え間違え、あるいは伝達途中で伝言ゲームになって別の場所に救助が行ってしまうと助からない、間違えやすい緯度経度よりも確実に場所を伝達できるコードはないか、ということでロカポの開発がスタートした経緯がありました。ですので、災害、遭難、漂流などの場面ではロカポが今後社会の役に立つ可能性があり、常に情報をウォッチしています。
先日、中国・四川での地震災害の痛ましい情報が入ってきました。普段はこのような時は個人として少しばかり寄付をしています。寄付はAOLが母体になっている Network For Good というところで、クレジットカードからDonateできますし、ここから自分が思う慈善団体を選んで、場合によっては用途を指定して募金することができます。なにより、ここに載っている団体は信用できます。
いるのですが、今回寄付をしたあと、ふとロケージング社として、売上の一部を寄付することはロカポ開発の原点というか、本来目指していたものと整合するので、ロケージング社としてこういう活動に参加したほうが良いと考えました。
スターバックスでは発展途上国のコーヒー農業に支援を行っていますし、売上の一部が熱帯雨林保護に使われる自然派洗剤などもあります。もともと遭難時の救助をより的確にというところからスタートしたロカポは、やはり災害などの支援、それも特に行方不明者の捜索・救援などの初動体制に関わる団体への寄付としたいと考えました。
Network For Good のサイトはこちらです。目的を決めて寄付する(例えば今回の中国地震向けの援助)こともできますし、団体に委任することもできます。英語のサイトですが、ぜひ除いてみて、皆様、よければ少しばかりの寄付をしてみませんか。
もともとロケージング社は海や山のレジャー向けの救難信号サービスをやろうとしていました。その過程で、緯度経度を電話や無線でしか伝えられない場合、伝え間違え、あるいは伝達途中で伝言ゲームになって別の場所に救助が行ってしまうと助からない、間違えやすい緯度経度よりも確実に場所を伝達できるコードはないか、ということでロカポの開発がスタートした経緯がありました。ですので、災害、遭難、漂流などの場面ではロカポが今後社会の役に立つ可能性があり、常に情報をウォッチしています。
先日、中国・四川での地震災害の痛ましい情報が入ってきました。普段はこのような時は個人として少しばかり寄付をしています。寄付はAOLが母体になっている Network For Good というところで、クレジットカードからDonateできますし、ここから自分が思う慈善団体を選んで、場合によっては用途を指定して募金することができます。なにより、ここに載っている団体は信用できます。
いるのですが、今回寄付をしたあと、ふとロケージング社として、売上の一部を寄付することはロカポ開発の原点というか、本来目指していたものと整合するので、ロケージング社としてこういう活動に参加したほうが良いと考えました。
スターバックスでは発展途上国のコーヒー農業に支援を行っていますし、売上の一部が熱帯雨林保護に使われる自然派洗剤などもあります。もともと遭難時の救助をより的確にというところからスタートしたロカポは、やはり災害などの支援、それも特に行方不明者の捜索・救援などの初動体制に関わる団体への寄付としたいと考えました。
Network For Good のサイトはこちらです。目的を決めて寄付する(例えば今回の中国地震向けの援助)こともできますし、団体に委任することもできます。英語のサイトですが、ぜひ除いてみて、皆様、よければ少しばかりの寄付をしてみませんか。
2008/04/14
ロカポの特許を米国、欧州にも出願しました
位置情報『ロカポ』の特許を米国特許庁と欧州特許庁に出願していた手続きが終わりました。
ロカポの特許は日本国内では特許取得済み(特許第3885157号)のものです。
手続き的にはPCT(特許協力条約)という手続きに従って、PCT出願というのをやっておいたもの(これだけでは出願の権利を確保しただけで、各国に出願したことにはならない)を、希望する国ごとに出願する必要があり、審査は国ごとにおこなわれます。日本で特許を取得したものは米国では通りやすいそうですが、ヨーロッパではどうなるか分かりません。
PCT出願後は韓国やインドの特許事務所からダイレクトメールなども来ていたのですが、なにせ一国につき100万円オーダーのコストがかかるので、とりあえずのビジネス展開を考えていない(=できない)国にまで費用が回らず、泣く泣く米国とヨーロッパ(EU)にのみ出願です。
ちなみにEUは欧州特許庁という中央機関に審査(1回で済む)してもらって、通ってからEU加盟各国の特許庁に登録する方法と、最初から各国の特許庁にダイレクトに出願して国ごとに審査してもらう方法の二つがあります。なんだかミニPCTですね。2~3カ国以上出す場合は欧州特許庁を経由したほうが結果的にコストが低いそうです。
日本の特許は自分でやりましたが、さすがに海外は専門家に依頼しました。手続きが全くわからないし、米国では専門家でないと手続きできない、というような話もどこかで聞いたことがある。
今回、ドリームゲートという起業支援団体で知的財産のアドバイザーをされている窪寺先生という米国在住の弁理士さんに依頼しました。窪寺先生には、何度もドリームゲート経由でアドバイスいただいていたので、安心して任せることができました。一番肝心な請求項のところは、ほとんど先生に作り直してもらっています!本当に親身になってやって頂きました!
でも時間が無かったので、明細書などの書類の翻訳は自分でやりました。自分で書いた日本語を翻訳するので簡単だろうと思っていましたが、これが結構きつい!
国内特許との一番の違いは、、、やはりコスト。特に欧州は高い!資金繰りが、、、、、!
でもこれを機会に、海外のマーケットに積極的に出て行きたいと考えています。
なにより、日本国内でこれだけ地図や位置情報の周りに楽しい人達が集まっているのだから、その輪を海外に広げるともっと面白い人達と出会えるのでは、とそっちの方がわくわくします。
海外の地図や位置情報関係の面白い人がいたらご紹介頂けると嬉しいです。
ロカポの特許は日本国内では特許取得済み(特許第3885157号)のものです。
手続き的にはPCT(特許協力条約)という手続きに従って、PCT出願というのをやっておいたもの(これだけでは出願の権利を確保しただけで、各国に出願したことにはならない)を、希望する国ごとに出願する必要があり、審査は国ごとにおこなわれます。日本で特許を取得したものは米国では通りやすいそうですが、ヨーロッパではどうなるか分かりません。
PCT出願後は韓国やインドの特許事務所からダイレクトメールなども来ていたのですが、なにせ一国につき100万円オーダーのコストがかかるので、とりあえずのビジネス展開を考えていない(=できない)国にまで費用が回らず、泣く泣く米国とヨーロッパ(EU)にのみ出願です。
ちなみにEUは欧州特許庁という中央機関に審査(1回で済む)してもらって、通ってからEU加盟各国の特許庁に登録する方法と、最初から各国の特許庁にダイレクトに出願して国ごとに審査してもらう方法の二つがあります。なんだかミニPCTですね。2~3カ国以上出す場合は欧州特許庁を経由したほうが結果的にコストが低いそうです。
日本の特許は自分でやりましたが、さすがに海外は専門家に依頼しました。手続きが全くわからないし、米国では専門家でないと手続きできない、というような話もどこかで聞いたことがある。
今回、ドリームゲートという起業支援団体で知的財産のアドバイザーをされている窪寺先生という米国在住の弁理士さんに依頼しました。窪寺先生には、何度もドリームゲート経由でアドバイスいただいていたので、安心して任せることができました。一番肝心な請求項のところは、ほとんど先生に作り直してもらっています!本当に親身になってやって頂きました!
でも時間が無かったので、明細書などの書類の翻訳は自分でやりました。自分で書いた日本語を翻訳するので簡単だろうと思っていましたが、これが結構きつい!
国内特許との一番の違いは、、、やはりコスト。特に欧州は高い!資金繰りが、、、、、!
でもこれを機会に、海外のマーケットに積極的に出て行きたいと考えています。
なにより、日本国内でこれだけ地図や位置情報の周りに楽しい人達が集まっているのだから、その輪を海外に広げるともっと面白い人達と出会えるのでは、とそっちの方がわくわくします。
海外の地図や位置情報関係の面白い人がいたらご紹介頂けると嬉しいです。
2008/02/20
ロカポーターのしくみ(5)
5.可変精度の例
前回のデータの途中部分、電車の駅の部分は、駅であることが分かれば良いので200mほどの精度でも十分でしょう。この例では手を抜いて本当に駅だけですが、途中経路の形をもう少しこまかく(たとえば高速道路のカタチで)取りたいというような場合、重要度の低い部分を非可逆圧縮にして精度を落とすことで、もう少し圧縮できるようになります。
駅の部分だけ200mの精度(4桁にコード化したもの)にしてみましょう。

ここで、青字にしたところが、精度を下げたところと、元に戻した(上げた)ところです。
ともに「_」(アンダースコア)が精度変更のサインになります。コードがアンダースコアで終わる場合は精度を下げる(桁を減らす)記号、反対にアンダースコアのあとコードが続く場合は、これまでの桁数にプラスしてアンダースコア以下の桁数を増やすという記号となります。
ここで、アンダースコア直前の文字は、全データと同じであっても省略しないことに注意してください。これにより「アンダースコアから始まる省略データは存在し得ない」というルールができますので、連結時にコードの境界にアンダースコアがある場合(例 AAAA_bbbb)、そのアンダースコアは前のデータに属していることが明確なので、例では(AAAA_ と bbbb)に分離します。(AAAAと _bbbb にはなりません)
詳細はロカポーターのサイトからダウンロードできる仕様書ご覧ください。
これによって、データがさらに圧縮できる場合があります。
この元データの例では、対象となるデータ数が少ないので、ほとんど変わりませんが、少しだけ短くなってきます。
可変精度前(データ部分のみ)
RZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdzuJEAhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlz
可変精度適用後(データ部分のみ)
RZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtZ_m_SABWeyYjELkDIBxcdzJEhE_Ni_yGCjqITluWwWxUmaTlz
以上がロカポーターの基本的な仕組みになります。
次回から、ロカポーターがどのような用途に使えるのか、いろいろ検討していきたいと思います。
前回のデータの途中部分、電車の駅の部分は、駅であることが分かれば良いので200mほどの精度でも十分でしょう。この例では手を抜いて本当に駅だけですが、途中経路の形をもう少しこまかく(たとえば高速道路のカタチで)取りたいというような場合、重要度の低い部分を非可逆圧縮にして精度を落とすことで、もう少し圧縮できるようになります。
駅の部分だけ200mの精度(4桁にコード化したもの)にしてみましょう。
ここで、青字にしたところが、精度を下げたところと、元に戻した(上げた)ところです。
ともに「_」(アンダースコア)が精度変更のサインになります。コードがアンダースコアで終わる場合は精度を下げる(桁を減らす)記号、反対にアンダースコアのあとコードが続く場合は、これまでの桁数にプラスしてアンダースコア以下の桁数を増やすという記号となります。
ここで、アンダースコア直前の文字は、全データと同じであっても省略しないことに注意してください。これにより「アンダースコアから始まる省略データは存在し得ない」というルールができますので、連結時にコードの境界にアンダースコアがある場合(例 AAAA_bbbb)、そのアンダースコアは前のデータに属していることが明確なので、例では(AAAA_ と bbbb)に分離します。(AAAAと _bbbb にはなりません)
詳細はロカポーターのサイトからダウンロードできる仕様書ご覧ください。
これによって、データがさらに圧縮できる場合があります。
この元データの例では、対象となるデータ数が少ないので、ほとんど変わりませんが、少しだけ短くなってきます。
可変精度前(データ部分のみ)
RZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdzuJEAhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlz
可変精度適用後(データ部分のみ)
RZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtZ_m_SABWeyYjELkDIBxcdzJEhE_Ni_yGCjqITluWwWxUmaTlz
以上がロカポーターの基本的な仕組みになります。
次回から、ロカポーターがどのような用途に使えるのか、いろいろ検討していきたいと思います。
2008/02/19
ロカポーターのしくみ(4)
4.実際の圧縮の例
例として、奈良県香芝市にあるロケージング本社から渋谷にあるゴーガさんへのルートを圧縮してみます。
元データ

緯度経度をそれぞれコード化すると、次のようになります。コード化の詳細は、別に機会に解説しますが、ここではとりあえず6文字の固定長文字列になることだけ頭においてください。このコードの精度はおよそ1mです。(コード化の手順はロカポーターの仕様書に記述してあります。)

圧縮して、接続する工程は次のようになります。
赤字で示してあるのは圧縮される部分です。

右端の合成値をそのまま接続し、以下のようになります。これが圧縮したデータの部分です。
RZHBZCwuimjfCAEhBZJmaAKIndDreGZWHqcSJriRFtaIDodSABWSDeyuiYCBjzcELOAkfgDIBAJxcdzugJEAHhpdNCiybGCEjqdITAlufWBwgCxiUImadTDlzh
ロカポーターのフォーマット規格は以下のようになっており、圧縮したデータ以外にも、ヘッダ、データセットのデータ種情報とターミネータを付けることが必要です。

● ヘッダの作成
ロカポーターのバージョンは「1.0」なので、整数部分は「1」です。
小数点以下の部分は、下記表にしたがって数字を英文字に置換します。少数以下は「0」なので「A」となります。この両方をつなげて「1A」となります。この変換は次の対応表を使います。

カスタムコードは使用しないので省略します。したがって、ヘッダは「1A」となります。
● データセットのデータ種類
今回のデータは「経路」ですので、2進法で[01]
高度、日時、時刻、カスタムIDとも不使用なので2進法で[0000]
→[010000](2進法) = 16(10進法) = [g]
2進数6ビットから文字への変換は以下の表を使います。

よって、データ種類は「g」となります。
データセットのターミネータ
最後のデータの省略しない表記は「SDJITDxcdlzh」となるので、これをターミネータとします。
これらをまとめると
[ヘッダ][ピリオド][データ種類][データ][ターミネータ]
となるので
「1A.gRZHBZCwuimjfCAEhBZJmaAKIndDreGZWHqcSJriRFtaIDodSABWS
DeyuiYCBjzcELOAkfgDIBAJxcdzugJEAHhpdNCiybGCEjqdITAlufWBwgCxi
UImadTDlzhSDJITDxcdlzh」
がロカポーターとなります。
QRコードにするとこうです。

もし、道案内などの目的で、精度が8m程度でよければ、コード化の際に5桁の固定長文字列になり、次のようになります。

データの圧縮工程は以下のようになります。

右端の列を連結すると圧縮データになります。左の緯度の表で「K」と「W」が強調されている箇所があります。これは、データが前のデータと全く同じ場合ですが、空文字列にしてしまうとデータの再分離ができなくなるので、緯度経度データの場合、全く前のデータと値が同じ場合でも1文字残す仕様になっています。
圧縮データRZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdzuJEhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlz
ターミネータ
SDJITxcdlz
ロカポーター
「1A.gRZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdz
uJEhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlzSDJITxcdlz」
QRコードにするとこうなります。

次回は、このデータの途中部分、電車の駅は200mほどの精度でもいいや、という場合の例です。
重要度の低い部分を非可逆圧縮にして精度を落とすことで、もう少し圧縮できるようになります。
例として、奈良県香芝市にあるロケージング本社から渋谷にあるゴーガさんへのルートを圧縮してみます。
元データ
緯度経度をそれぞれコード化すると、次のようになります。コード化の詳細は、別に機会に解説しますが、ここではとりあえず6文字の固定長文字列になることだけ頭においてください。このコードの精度はおよそ1mです。(コード化の手順はロカポーターの仕様書に記述してあります。)
圧縮して、接続する工程は次のようになります。
赤字で示してあるのは圧縮される部分です。
右端の合成値をそのまま接続し、以下のようになります。これが圧縮したデータの部分です。
RZHBZCwuimjfCAEhBZJmaAKIndDreGZWHqcSJriRFtaIDodSABWSDeyuiYCBjzcELOAkfgDIBAJxcdzugJEAHhpdNCiybGCEjqdITAlufWBwgCxiUImadTDlzh
ロカポーターのフォーマット規格は以下のようになっており、圧縮したデータ以外にも、ヘッダ、データセットのデータ種情報とターミネータを付けることが必要です。

● ヘッダの作成
ロカポーターのバージョンは「1.0」なので、整数部分は「1」です。
小数点以下の部分は、下記表にしたがって数字を英文字に置換します。少数以下は「0」なので「A」となります。この両方をつなげて「1A」となります。この変換は次の対応表を使います。

カスタムコードは使用しないので省略します。したがって、ヘッダは「1A」となります。
● データセットのデータ種類
今回のデータは「経路」ですので、2進法で[01]
高度、日時、時刻、カスタムIDとも不使用なので2進法で[0000]
→[010000](2進法) = 16(10進法) = [g]
2進数6ビットから文字への変換は以下の表を使います。

よって、データ種類は「g」となります。
データセットのターミネータ
最後のデータの省略しない表記は「SDJITDxcdlzh」となるので、これをターミネータとします。
これらをまとめると
[ヘッダ][ピリオド][データ種類][データ][ターミネータ]
となるので
「1A.gRZHBZCwuimjfCAEhBZJmaAKIndDreGZWHqcSJriRFtaIDodSABWS
DeyuiYCBjzcELOAkfgDIBAJxcdzugJEAHhpdNCiybGCEjqdITAlufWBwgCxi
UImadTDlzhSDJITDxcdlzh」
がロカポーターとなります。
QRコードにするとこうです。
もし、道案内などの目的で、精度が8m程度でよければ、コード化の際に5桁の固定長文字列になり、次のようになります。
データの圧縮工程は以下のようになります。
右端の列を連結すると圧縮データになります。左の緯度の表で「K」と「W」が強調されている箇所があります。これは、データが前のデータと全く同じ場合ですが、空文字列にしてしまうとデータの再分離ができなくなるので、緯度経度データの場合、全く前のデータと値が同じ場合でも1文字残す仕様になっています。
圧縮データRZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdzuJEhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlz
ターミネータ
SDJITxcdlz
ロカポーター
「1A.gRZHBZwuimjCAjBZmAKnKrGZWqSrRtIoSABWSeyuYCjzELOkfDIBAxcdz
uJEhpNiyGCjqITluWwWxUmaTlzSDJITxcdlz」
QRコードにするとこうなります。

次回は、このデータの途中部分、電車の駅は200mほどの精度でもいいや、という場合の例です。
重要度の低い部分を非可逆圧縮にして精度を落とすことで、もう少し圧縮できるようになります。
2008/02/17
ロカポーターのしくみ(3)
3.データ途中の精度変更
高度を考えて見てください。仮にデータが1メートル単位として、地上付近では1メートル精度のデータが欲しい。でも飛行機で上空へ行けば10m単位や100m単位でも問題ない。このデータをどうやって混在させればよいのか。
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
00010 10m
00020 10m
00100 10m
01000 1000m
02000 1000m
05000 1000m
ロカポーターには答えがあります。
ロカポータ圧縮の前提は、「固定長文字列であること」ですので、その「固定長」の長さを途中で変えてしまえばいいのです。つまり、
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
0001(0) 10m
0002(0) 10m
0010(0) 10m
01(000) 1000m
02(000) 1000m
05(000) 1000m
の3つのセットに分けます。括弧の中は精度を落とせば不要となるデータです。
ところが、単に括弧の中を省略すれだけでは、不十分です。例えば、1000m精度のつもりの「01」が5桁の固定長と思われて「***01」と解釈されてしまいます。
そこで、精度を落とす記号を導入します。
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
0001_ 10m <- 固定長5桁をこのデータ以降、1桁落として
(アンダースコアが1つ)固定長4桁に変更
0002 10m
0003 10m
01__ 100m <- 固定長4桁をこのデータ以降、2桁落として
(アンダースコアが2つ)固定長2桁に変更
02 100m
05 100m
省略すると
00001 00001
00002 2
00003 3
0001_ 1_
0002 2
0003 3
01__ 1__
02 2
05 5
仮にこれらのデータをカンマ区切りでつなげてみるとこうなります。
(実際はカンマの部分には緯度経度など他のデータが入り込むことになります。)
00001,2,3,1_,2,3,1__,2,5
ちなみに可変精度を使わないと
00001,2,3,10,20,30,100,200,300
となります。
逆に精度を高めていくには、固定長の長さを増やします。
これにもアンダースコアを使いますが、現データの後に、アンダースコア+増加するデータを加えます。
高度 欲しい精度
05000 1000m
02000 1000m
01000 1000m
00100 10m
00020 10m
00010 10m
00003 1m
00002 1m
00001 1m
上記のデータは精度を変更すると、次のようになる。
高度 欲しい精度
05 1000m
02 1000m
01 1000m
00_10 10m <- 固定長2桁をこのデータ以降、2桁増やして
(アンダースコアの後の値が2つ)固定長4桁に変更
0002 10m
0001 10m
0000_3 1m <- 固定長4桁をこのデータ以降、1桁増やして
(アンダースコアの後の値が1つ)固定長5桁に変更
00002 1m
00001 1m
圧縮すると次のようになる。
05 05
02 2
01 1
00_10 0_10
0002 02
0001 1
0000_3 0_3
00002 2
00001 1
カンマ区切りでつなげてみるとこうなります。
(実際はカンマの部分には緯度経度など他のデータが入り込むことになります。)
05,2,1,0_10,02,1,0_3,2,1
ちなみに可変精度を使わないと
05000,2000,1000,0100,020,10,03,2,1
となります。
圧縮のアイデアは、このように高度のデータについて考えている時に出てきました。
当初は対数を使って、地上付近を密に、上空を粗くするコード体系を用意していたのですが、精度を可変にすることで、1番目のデータのみフル精度が必要であり、あとは好きな桁に落とせば良いことから、もっとも扱いやすい10進法のまま高度を扱うことにしました。
以上の
・固定長データの圧縮
・不定長データの接続
・精度記号によるデータの接続
が基本的なロカポーターの実装に必要なロジックとなります。
続く
高度を考えて見てください。仮にデータが1メートル単位として、地上付近では1メートル精度のデータが欲しい。でも飛行機で上空へ行けば10m単位や100m単位でも問題ない。このデータをどうやって混在させればよいのか。
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
00010 10m
00020 10m
00100 10m
01000 1000m
02000 1000m
05000 1000m
ロカポーターには答えがあります。
ロカポータ圧縮の前提は、「固定長文字列であること」ですので、その「固定長」の長さを途中で変えてしまえばいいのです。つまり、
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
0001(0) 10m
0002(0) 10m
0010(0) 10m
01(000) 1000m
02(000) 1000m
05(000) 1000m
の3つのセットに分けます。括弧の中は精度を落とせば不要となるデータです。
ところが、単に括弧の中を省略すれだけでは、不十分です。例えば、1000m精度のつもりの「01」が5桁の固定長と思われて「***01」と解釈されてしまいます。
そこで、精度を落とす記号を導入します。
高度 欲しい精度
00001 1m
00002 1m
00003 1m
0001_ 10m <- 固定長5桁をこのデータ以降、1桁落として
(アンダースコアが1つ)固定長4桁に変更
0002 10m
0003 10m
01__ 100m <- 固定長4桁をこのデータ以降、2桁落として
(アンダースコアが2つ)固定長2桁に変更
02 100m
05 100m
省略すると
00001 00001
00002 2
00003 3
0001_ 1_
0002 2
0003 3
01__ 1__
02 2
05 5
仮にこれらのデータをカンマ区切りでつなげてみるとこうなります。
(実際はカンマの部分には緯度経度など他のデータが入り込むことになります。)
00001,2,3,1_,2,3,1__,2,5
ちなみに可変精度を使わないと
00001,2,3,10,20,30,100,200,300
となります。
逆に精度を高めていくには、固定長の長さを増やします。
これにもアンダースコアを使いますが、現データの後に、アンダースコア+増加するデータを加えます。
高度 欲しい精度
05000 1000m
02000 1000m
01000 1000m
00100 10m
00020 10m
00010 10m
00003 1m
00002 1m
00001 1m
上記のデータは精度を変更すると、次のようになる。
高度 欲しい精度
05 1000m
02 1000m
01 1000m
00_10 10m <- 固定長2桁をこのデータ以降、2桁増やして
(アンダースコアの後の値が2つ)固定長4桁に変更
0002 10m
0001 10m
0000_3 1m <- 固定長4桁をこのデータ以降、1桁増やして
(アンダースコアの後の値が1つ)固定長5桁に変更
00002 1m
00001 1m
圧縮すると次のようになる。
05 05
02 2
01 1
00_10 0_10
0002 02
0001 1
0000_3 0_3
00002 2
00001 1
カンマ区切りでつなげてみるとこうなります。
(実際はカンマの部分には緯度経度など他のデータが入り込むことになります。)
05,2,1,0_10,02,1,0_3,2,1
ちなみに可変精度を使わないと
05000,2000,1000,0100,020,10,03,2,1
となります。
圧縮のアイデアは、このように高度のデータについて考えている時に出てきました。
当初は対数を使って、地上付近を密に、上空を粗くするコード体系を用意していたのですが、精度を可変にすることで、1番目のデータのみフル精度が必要であり、あとは好きな桁に落とせば良いことから、もっとも扱いやすい10進法のまま高度を扱うことにしました。
以上の
・固定長データの圧縮
・不定長データの接続
・精度記号によるデータの接続
が基本的なロカポーターの実装に必要なロジックとなります。
続く