2008/09/29
マッシュアップアワード4に応募しました
二週間も経ってしまいましたが、マッシュアップアワード4に今回も応募しました。
応募後もどんどんバージョンアップを続けています!
前回のMA3では
・マップサーファー(富士ゼロックス ネットプリント賞)
・日産de旅ログ!?(日産自動車 CARWINGS賞)
・AB-ROAD Map plus (リクルート エイビーロード賞)
という「地図」に関連した3作品を作りましたが、
今回は地図や位置情報とは全く関係のないジャンル(なんと私には全く縁の無い「アート」「エンターテイメント」)での応募です!!
位置情報関連の作品も作成していたのですが、MA4には間に合いませんでした。これは今後ロカポからガジェットとして発表します。お楽しみに!
これまでMA2、MA3とチームで技術ブレインとして頼りにしていたここギコ!さんが多忙のため、今回はパスされるとのことで、同チームでデザイン担当のANNAIさんのお二人と私の3人体制に。ちょっと厳しい。。。
ひとつはもともとANNAIさんが企画されていたサービス、
「フライヤー・コレクション」
さすがデザイナーさんだけあって、非常にお洒落なサイトです。
これに、東京アートビートというアート情報のAPI等をマッシュアップして出品。後に、ニューヨーク・アートビートのAPIも取り入れで、一気にインターナショナルな雰囲気に!ほとんど99%アンナイさんの作品なので、「ANNAI with Locapo」という名前での出品となりました。ロカポとしては、
世界初!ロケーションビューとGoogleストリートビューを並べて表示!
というくらいです。本当は両方の画像をシンクロしたかったのですが、手が回らず時間切れ。
並べてみた感想としては、グーグルの方が高精度な画像という印象。でも移動が瞬間移動の繰り返しみたいな感じ。一方、ロケーションビューは画像サイズは小さいが、ドライブしているようにスムーズ。画像サイズか、画像の枚数か、トレードオフで両社がとった戦略の違いが分かって非常に面白いです。
フライヤーコレクションのサイトで(東京アートビートからデータを取っている都合で)都内のイベントの詳細画面を見れば、二大ビューの比較ができます。
もう一つは、マッシュアップ・キャラバン大阪で発表のあった富士フィルム・顔ラボの顔認識APIによるマッシュアップ。
「人面ですが、ナニか?」
当初は、顔判定機能ももAPIにあると勘違いして企画を練っていて、後でその機能は公開されていないことを知り、焦る。MA3マッシュ賞のクリエイトシステムさんと飲みに行ったとき、「富士フィルムは競争率高そうですよ。みんな使いたいですよ」というような意見を聞き、正攻法で実用性や便利性ではとても他の参加者の方にはかなわないとギブアップ。ここギコ!さんも居ないので、三流技術者の私ではあまり凝ったこともできません!
という訳で、人の顔を認識するAPIに人の顔以外を判断させる、という逆転の発想(というか単なる天の邪鬼?)で、人面魚、人面岩、人面木、などの人面の「人面度合い」を競うというサイトを思いつきました。富士フィルムさんにとっては、人でないものを人の顔と認識する訳ですから、いわゆる「誤認識」となってしまうのですが、逆に言うと限界領域でのテスト用のデータがたくさん集まるというメリットを提供できるかな、と考えました。
人の顔を入れると、当然ハイスコアになるので、それは反則としました。それでも人形とか人間に近いものは高得点が出て当然なのでおもしろくない。ANNAIさんとブレストの末、人面と判定されなければ失格だが、判定されるギリギリの最低点を競う、というコンセプトに決定。これが意外と面白く、楽しくテストできました。
企画スタート時は人面魚でも人面の判定が出ていたのが、途中から人面判定が厳しく(?)なり、全然合格しなくなりました。良く分からない画像を大量に送ってしまったので、富士フィルムさんがアルゴリズムをバージョンアップしたのか!?どうかは不明ですが、サービス開始直前なのにトップランク5までの画像がそろわないというハプニングも。
技術的には初めてPHPで本格的にプログラムしました。富士フィルムのAPIはJPEGしか受け付けないので、一般的なBMP,PNG,GIFでも投稿できるように画像変換+サムネイル作成、富士フイルムから返ってきたデータで顔と検出された部分に赤の四角をはめ込む合成など、画像を扱うのも実は初めてでした。あと、一度投稿された写真を別の人が名前を変えて投稿できないように画像の重複防止のアルゴリズム、メールをトリガにしてPGを起動し、結果をメールで返す機能など、いろいろ今後役に立ちそうな知識が増えたのは思わぬ収穫でした。
みなさん、ぜひ「人面」を投稿してあそんでください。WEBで見つけた画像URLの貼り付け、アップロード、写メールの3つの投稿方法が選べます。メールは entry@jinmen-ranking.un-nai.com 宛に、タイトルに写真タイトル、本文にはニックネームを入れて送るだけです。
とにかく、「くだらね~~」と言いながら遊んでほしいです!
個人的にはMA2の「HANAABI!!」 が大好きなので、そんなノリのサービスがいつか作れれば・・・と思っていたので、結構満足してます。
やはり作りたいものを自分で作れる、というのがマッシュアップの良いところですね。
応募後もどんどんバージョンアップを続けています!
前回のMA3では
・マップサーファー(富士ゼロックス ネットプリント賞)
・日産de旅ログ!?(日産自動車 CARWINGS賞)
・AB-ROAD Map plus (リクルート エイビーロード賞)
という「地図」に関連した3作品を作りましたが、
今回は地図や位置情報とは全く関係のないジャンル(なんと私には全く縁の無い「アート」「エンターテイメント」)での応募です!!
位置情報関連の作品も作成していたのですが、MA4には間に合いませんでした。これは今後ロカポからガジェットとして発表します。お楽しみに!
これまでMA2、MA3とチームで技術ブレインとして頼りにしていたここギコ!さんが多忙のため、今回はパスされるとのことで、同チームでデザイン担当のANNAIさんのお二人と私の3人体制に。ちょっと厳しい。。。
ひとつはもともとANNAIさんが企画されていたサービス、
「フライヤー・コレクション」
さすがデザイナーさんだけあって、非常にお洒落なサイトです。
これに、東京アートビートというアート情報のAPI等をマッシュアップして出品。後に、ニューヨーク・アートビートのAPIも取り入れで、一気にインターナショナルな雰囲気に!ほとんど99%アンナイさんの作品なので、「ANNAI with Locapo」という名前での出品となりました。ロカポとしては、
世界初!ロケーションビューとGoogleストリートビューを並べて表示!
というくらいです。本当は両方の画像をシンクロしたかったのですが、手が回らず時間切れ。
並べてみた感想としては、グーグルの方が高精度な画像という印象。でも移動が瞬間移動の繰り返しみたいな感じ。一方、ロケーションビューは画像サイズは小さいが、ドライブしているようにスムーズ。画像サイズか、画像の枚数か、トレードオフで両社がとった戦略の違いが分かって非常に面白いです。
フライヤーコレクションのサイトで(東京アートビートからデータを取っている都合で)都内のイベントの詳細画面を見れば、二大ビューの比較ができます。
もう一つは、マッシュアップ・キャラバン大阪で発表のあった富士フィルム・顔ラボの顔認識APIによるマッシュアップ。
「人面ですが、ナニか?」
当初は、顔判定機能ももAPIにあると勘違いして企画を練っていて、後でその機能は公開されていないことを知り、焦る。MA3マッシュ賞のクリエイトシステムさんと飲みに行ったとき、「富士フィルムは競争率高そうですよ。みんな使いたいですよ」というような意見を聞き、正攻法で実用性や便利性ではとても他の参加者の方にはかなわないとギブアップ。ここギコ!さんも居ないので、三流技術者の私ではあまり凝ったこともできません!
という訳で、人の顔を認識するAPIに人の顔以外を判断させる、という逆転の発想(というか単なる天の邪鬼?)で、人面魚、人面岩、人面木、などの人面の「人面度合い」を競うというサイトを思いつきました。富士フィルムさんにとっては、人でないものを人の顔と認識する訳ですから、いわゆる「誤認識」となってしまうのですが、逆に言うと限界領域でのテスト用のデータがたくさん集まるというメリットを提供できるかな、と考えました。
人の顔を入れると、当然ハイスコアになるので、それは反則としました。それでも人形とか人間に近いものは高得点が出て当然なのでおもしろくない。ANNAIさんとブレストの末、人面と判定されなければ失格だが、判定されるギリギリの最低点を競う、というコンセプトに決定。これが意外と面白く、楽しくテストできました。
企画スタート時は人面魚でも人面の判定が出ていたのが、途中から人面判定が厳しく(?)なり、全然合格しなくなりました。良く分からない画像を大量に送ってしまったので、富士フィルムさんがアルゴリズムをバージョンアップしたのか!?どうかは不明ですが、サービス開始直前なのにトップランク5までの画像がそろわないというハプニングも。
技術的には初めてPHPで本格的にプログラムしました。富士フィルムのAPIはJPEGしか受け付けないので、一般的なBMP,PNG,GIFでも投稿できるように画像変換+サムネイル作成、富士フイルムから返ってきたデータで顔と検出された部分に赤の四角をはめ込む合成など、画像を扱うのも実は初めてでした。あと、一度投稿された写真を別の人が名前を変えて投稿できないように画像の重複防止のアルゴリズム、メールをトリガにしてPGを起動し、結果をメールで返す機能など、いろいろ今後役に立ちそうな知識が増えたのは思わぬ収穫でした。
みなさん、ぜひ「人面」を投稿してあそんでください。WEBで見つけた画像URLの貼り付け、アップロード、写メールの3つの投稿方法が選べます。メールは entry@jinmen-ranking.un-nai.com 宛に、タイトルに写真タイトル、本文にはニックネームを入れて送るだけです。
とにかく、「くだらね~~」と言いながら遊んでほしいです!
個人的にはMA2の「HANAABI!!」 が大好きなので、そんなノリのサービスがいつか作れれば・・・と思っていたので、結構満足してます。
やはり作りたいものを自分で作れる、というのがマッシュアップの良いところですね。