2007/04/20

ここギコ!さんでご提案いただいたロカポ新仕様案についての議論の続き

ここギコ!さんでご提案いただいたロカポ新仕様案についての議論の続き

ここギコ!さん含め、いろんな方に参加いただきながら、ロカポの仕様の可能性について考えたいと思っています。
しばらく多忙でいまさらという感もあるレスですが、私のコメントです。

>みたいな感じで、空きコード空間を売る収益モデルとかローカルサーチを語る会では「おーっ」等と歓声も上がった感じで受けてたんだけど、意外とロカポ提唱者の上田さんはお気に召さないよう。

いえいえ、このアイデアはすばらしいと思っています。
良番を売るモデルも、収益源の可能性も大いにあります。

ただ直感的に「A to Z」というのがひとつのロカポの基本だっただけに、心理的に抵抗があるのだと思います。
ひとつの基本だったというのは、「A to Z」といえば慣用句であり、はじめから終わりまで、全部、などの意味もあります。「あ~の」ならなんとなく「ナ行で終わり」みたいな気がするのですが、「あ~す」まで、といわれるとなんだか中途半端な感じがします。
それに人間は一度見たことがあるものは、まったく新しいものに比べて受け入れやすいという傾向がありますので、マーケティング上「A to Z」という日常よく使う言葉を抱えておきたいという考えもありました。
その辺、「A to X」や「A to Y」の感覚的な印象を外国人、(英語ネイティブとそれ以外の人たちも)に一度聞いてみたいです。たいした問題じゃなければ構わないのですが、直感的に違和感を覚えるのは避けたいなと思っています。

このあたりは「これからコードをつくるぞ」という意気込みでゼロベースで考えないといけないのですが、どうしても「もう作ってしまった既得権」みたいな固定概念に引きずられているのでしょうね。そのあたりはここギコ!さんをはじめ、第三者のご意見が非常にありがたいと思っています。どんどんコメントをください。



さて、ここギコ!さん案のとうり緯度経度との整合がいいというのは確かです。たとえば、地図帳の隅には緯度経度が書かれていますが、それとはぜんぜん無関係なロカポを記載するよりは、緯度経度のきりの良い切れ目にきりの良いロカポが表示されている方がいい。
ロカポはアナログの地図に印刷されるとその利便性がさらにアップしますが、その障壁を取り除くアピールポイントになります。


さて、マップコードが一番使いやすいという点については、ごもっともです。特に入力しやすさ、という点ですね。マップコードさんのHPを見ると、高度方向への拡張、および国別への拡張も準備されているらしいです。

ロカポとしても、もっといい方法がないか、と考えています。
たとえば、どうせデータベースを使ってエイリアス管理をするなら、エリアコードのアルファベット桁4つをエイリアスにして

SA2.WU4.KJ4.LO5→(SAとWUをエイリアス)→Osaka24.KJ4.LO5

というのもアリかなとか思っています。これなら大阪、神戸、和歌山北部、和歌山南部、みたいな、だいたい天気予報の単位くらいのエイリアスにできそうです。が、データベースを用いるという方法は一度検討して却下した経緯があって、これまたゼロベースで考えられなくなっていますね。ここを自覚してよく検討したいと思います。

みなさんからのコメント、特に地図や位置情報とは関係のなさそうな方からのコメントも欲しいです。(そんな人はここを見ていないと思うのが残念ですが・・)

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