2009/04/07

第三回ジオメディアサミットに行ってきました。

先週の4/3、第三回ジオメディアサミットへ行ってきました。

回を重ねるごとに盛り上がるジオメディアサミット、今回もすごい熱気でした。というより過去最高と思います。立教大学の教室を借りての大会場が一杯になっていました。
ちょっと開催時刻に遅れてしまったのですが、入るとYahoo!の村田さん、佐藤さんのプレゼンで大変な盛り上がりよう。そのあとの30min谷郷さんのプレゼン、ケータイ国盗り合戦 / コロニーな生活☆PLUS 対談とすすみ、ライトニングトークへ。
慶應義塾大学の児玉さんからはとても楽しそうなUI研究の紹介。
クレコの稲垣さんからは「ロカポ」とは「位置情報コード」仲間ともいえる、「ジオポ」の紹介が。
「位置情報ロカポ」の発明者&位置情報コード研究家として、これは取り上げておかないと。

このブログで過去に「いろいろな”ジオコード”」でも取り上げた、アメリカの「BINGEO」コードとアジア航測「新ジオコード」のハイブリッド的なコード。
BINGEOが2ビットで4分割ずつしていくのに対し、ジオポは8×8の6ビットで64分割し、それを一文字で表している。ちなみに大阪・堺の西岡さんのNコードは先に地域割りした後、最終的には100×100の分割だ。
ジオポはBINGEOのように分割ベース、メッシュベースなので、一文字ごとに二次元でエリアを絞り込んでいく方法をとる。この点はデンソーのマップコードと同じ仲間だ。ロカポNコードカナダのNACコードは緯度経度分離型なので、その性格や最適な用途は微妙に異なる。

いろいろな位置情報コードが出てきたというのは、それだけコード(=もっと簡単な位置表現方法)の需要が出てきたひとつの現象であると思うと、非常にうれしい。


さて、ジオメディアサミットに話を戻すと、その後日本Androidの会木南さんの笑いを取るトークで会場が和んだ所に、FOSS4Gの嘉山さんは超爆笑トーク!でたたみかける。この発表順序決めた人はスーパープロデューサーだな、、。

ただ、本当はライトニングトーク希望者続出で、本会場のトーク枠は抽選で、残りの人は懇親会でのLTに回った、というのが現場裏の真実でした!たまたま座った席の前に(PlaceEngineの)クウジットの末吉さんが座っていたのですが、末吉さんもLT枠が当たらなかったそうです。そう考えると、懇親会LTにもかなりポテンシャルの高いLTがあるのもうなずけます。
ちなみに私は今回「京都通り名ジオコーダ・ジオどす」のLTが抽選漏れで、懇親会でやることに。懇親会でやるのはレベルが高いんですよねー。皆が座って聞いてくれる本会上と違って、皆酔っ払っているし、名刺交換やコミュニケーションの真っ最中で、基本はだれも聞いてないので、そこは皆の視線をひきつけるだけの「つかみ」が必要なのですが、皆実に芸達者。このなかでプレゼンやると鍛えられます!。

さて、その爆笑トークの途中で、懇親会受付係をやるため懇親会会場へ先行。最後まで見たかったなあ。。


懇親会会場では過去最高の75名超。受付係だったのでカウントに間違いはありません。
今回は会場もよく、ライトニングトークも全員が「聞こうと思えば聞ける」状態だったので、非常に盛り上がりました。ゴーガ小山さんの名司会もすばらしく、非常に濃い「場」となりました。
伝説(?)のジオメディア新年会から、まだ1年ちょっとしか経っていないのに、すごい状況です。毎回関西から出かけて参加していますが、参加する価値はどんどん上ってきます!!

私は昨年、FOSS4Gさんのイベントと共同で第一回ジオメディアサミット関西を企画させて頂いて、大変盛り上がったのですが、この東京の熱気を目の当たりにすると、やはり温度差を感じてしまいました。正直、ちょっと羨ましい!関西にもGISやLBSのプレーヤーは居るのですが、やはり「場」なのでしょうか。でもやっぱり関西も盛り上げたいです。東京のジオメディアの皆様、今度は関西にも来てください!!!

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