2008/01/30

ロカポーター誕生の記録(2)

2.「doodle」でおなじみのゴーガさんとの雑談にて

2007年8月31日、ゴーガさんから「位置情報を利用するサイト間で取得したGPS情報を共有する」GISゲートウェイの企画を聞き、『これはすばらしい!』と渋谷にあるゴーガさんに飛んでいきました。以前から各社URLの緯度経度のフォーマット(ついでに測地系も!)に全く統一性がなく、連携しようにもいちいちフォーマット変換する必要がありました。私も以前からnavitoGatewayというフリーウェアやマップサーファーというガジェットを作ったりしていて、位置情報の流通という事に非常に関心があったので、二つ返事で参加させていただきました。

ロカポはコンテンツ商売ではないのと、私が元々携帯サイト系の技術が苦手なのもあって、これまで携帯サイトにはあまり関わっていませんでした。

その話の中の雑談で、ゴーガさんから携帯電話のブラウザではURLの文字数制限が厳しいものがあると聞きました。1点の位置情報なら問題ないが、4点、5点と増えてくると厳しくなってくるという話でした。

私はロカポ開発時に情報量と表示桁数の関係といろいろ調べたことがあったのですが、1メートル前後の精度で場所を表すには、緯度経度あわせて15文字の数字が必要です。小数点や区切り文字を考えると一箇所に付き約20文字。元のサイトアドレスなどで20文字使うとすると、4箇所の情報であっという間に100文字を超えます。

そんな話をしていて、「ロカポDIYマップ」というサービスで経路情報の圧縮をしていたので、その技術がありますよ、という話をしていました。

家に帰って、改めてロカポDIYマップの圧縮仕様 (現在のロカポ仕様Ver2.0では削除)を見直していて、ふと、さらに圧縮できるアイデアを思いつきました。

その時点での名前は「ロカポ圧縮」。なんとベタな名前(苦笑)

2007/9/22にリクルートでマッシュアップ・アワード応募者のパーティがあり、ここギコ!さんにロカポ圧縮のアイデアのお披露目、というか相談にのってもらいました。

3へつづく

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