2007/06/07

Google Mapplets 「マップサーファー」日本語版もリリース

昨日作った「Map Surfer」を日本語化しました。
英語のままでもよかったのですが、Directoryに並んだとき、やっぱり日本語だと目立つので。(楽天トラベルとか、目立ってました)

マップサーファー 日本語版はこちらです。

誤 http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer.xml 間違えていました。こっちは英語版。
正 http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer_j.xml

どちらもMappletsディレクトリに登録成功したのだけれど、リストに出てこない。
たしかに「全部掲載できるわけではない」と書いてあったけど、Googleの検閲が入ってるのかな。もしそうなら、Googleはプラットフォームを管理するというさらに絶大な権力をもってしまいますね。セカンドライフにおけるリンデンラボみたいな絶対的なパワー。

それはそうと、ガジェットやMappletsを商用利用させるとすると、GoogleのAdWordsの次のビジネスモデルが予想できる。ひとつ考えられるのがドコモのiモードのような課金・回収代行。ユーザーにはGoogleにログインして使うようにさせておけば、利用実績は簡単に把握できる。それに小額決済は通常とてもコストがかかる。数百円のものをクレジットカードを通すと手数料に取られる割合が非常に大きい。ところが、GoogleはすでにAdWords広告などで超小額決済の実績があるから、これも簡単。結果として、商用ガジェットで商売している会社が自分で課金・回収をやるよりも低コストでGoogleがアウトソースすることができる。
ドコモのiモードですら、ものすごい市場規模なのだから、全世界のPCユーザー対象に小額決済代行をやるとすると、もしかするとAdWords以上の超巨大ビジネスになりうる。そのためにはGoogleのサービスが、他の業者が商用サービスを簡単に展開するためのプラットフォーム、それもデファクトスタンダードになっておく必要がある。そう考えると、Googleの「全部タダ」で提供している戦略も理にかなっている。うーん、すごいなあ。

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