ロカポ ニュース & プレスリリース

Sunday, January 20, 2008

 

位置情報に特化した情報圧縮技術を開発・特許出願

報道関係者各位                      2008年1月21日
プレスリリース                  有限会社ロケージング

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ロケージング、位置情報に特化した情報圧縮技術を開発・特許出願
    経路やエリアなど、多数の位置情報のセットをテキスト文字列に圧縮
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有限会社ロケージング(所在地:奈良県香芝市、代表取締役:上田 直生、以下ロケージング)は、経路やエリアなど多数の位置情報からなるデータをテキスト文字列に圧縮する位置情報圧縮技術を開発し、2008年1月16日に特許出願致しました。

従来、経路やエリアなどを扱うにはデータベースや外部ファイル等を利用することが必要でしたが、この位置情報圧縮技術では位置情報をテキスト文字列に圧縮します。これによって、QRコード、ICカード、URL文字列、低速パケット通信回線、赤外線通信など、文字数や容量の制約が厳しい媒体で経路やエリアを扱うことが可能となりました。


■ 開発した位置情報圧縮技術の主な特徴
①軽量な圧縮アルゴリズムと圧縮効率のバランス
携帯電話やPDAなどの処理能力の低い端末でも快適に動作する軽量な圧縮アルゴリズムにもかかわらず、実用上十分な圧縮効率を実現しました。
圧縮効果の例(注:弊社実験結果より。データ内容により圧縮率は異なる)
 ・5箇所の緯度経度 →約22%に圧縮
 ・60箇所の緯度経度 →約13%に圧縮
 ・1200箇所の緯度、経度、高度 →約8%に圧縮
  (弊社実験結果より。データの内容により圧縮率は異なる)
②オン・ザ・フライ処理
符号化、復号化とも先頭から順にデータを追加していく方式なので、通過経路の記録のように、時間間隔を空けて位置情報を追加していくような場合に最適です。
③精度の違うデータの混在が可能
一つの経路やエリア情報の中で、精度の異なるデータの混在が可能です。精度情報も共に復元できるので、データ容量節約のために道路情報はマップマッチングを前提に大幅に精度を落としつつ、目的地など必要なポイントは高精度で記録して正確さを優先する、という使い方が可能です。


■ 製品化の予定
現在、ドキュメント整備などの製品化準備を行っており、2月初旬より主にGIS(地理情報システム)やLBS(位置ベース・サービス)分野での法人向けに技術ライセンス販売および導入支援サポートの開始を予定しています。

■ 会社概要
社名   : 有限会社ロケージング
代表者  : 代表取締役 上田直生
住所   : 〒639-0225 奈良県香芝市瓦口2153-405
創立 : 2004年11月
資本金  : 100万円
事業内容 : 位置情報ロカポ(特許第3885157号)のライセンス販売、
       位置情報に関するコード化技術、圧縮技術の研究開発、
導入支援、教育、コンサルティング、等
URL : http://www.locapoint.com/jp/
LocaPoint: RZ7.WU8.BX7.MK8

■ 本件に関するお問い合わせ先
有限会社ロケージング
担当  : 上田
電話  : 070-5042-4041(通常はこちらへお問合せ願います)
0745-76-6062
e-mail : ueda@locapoint.com (通常はこちらへお問合せ願います)

※お問い合わせが集中しますと、電話がつながり難い場合がございます。その際はメールにてお問合せ頂きますようお願いいたします。

■ 本プレスリリース掲載元: http://www.locapoint.com/jp/pr/2008/01/blog-post.html

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